傷病名とは?病名との決定的な違いと手当金・休職で損しない全知識

傷病名とは?病名との決定的な違いと手当金・休職で損しない全知識

傷病名とは?病名との決定的な違いと手当金・休職で損しない全知識について重要なポイントを解説いたします。詳細な分析をお届けします。

公的保障や民間給付を申請する際、同じ傷病であっても制度ごとに着眼される評価ポイントは全く異なります。申請先が求めている本質を理解しなければ、正当な権利行使すら妨げられかねません。

制度・申請項目詳細・数値データ一般的な基準・相場編集部の見解・評価傷病手当金
(健康保険)
直近12か月の標準報酬月額平均の3分の2相当額。通算支給期間は最長1年6か月。私傷病により連続3日待期後、4日目以降の「就労不能」を主治医が証明すること。傷病名そのものよりも、現在の業務に耐えられない具体的な自覚・他覚症状の記述が採否を分ける。労災保険給付
(休業補償等)
給付基礎日額の80%(休業補償給付60%+特別支給金20%)。治療費は自己負担ゼロ。業務起因性と業務遂行性。精神障害の労災認定基準(心理的負荷評価表「強」)。診断書の傷病名が私傷病風であっても、労働基準監督署の調査で業務起因性が立証されれば認定される。障害年金
(基礎・厚生)
1級〜3級(厚生年金)。年額約60万〜100万円超+加算。初診日要件と保険料納付要件が必須。各傷病ごとの「障害認定基準」。日常生活能力や労働能力の永続的な制限度合い。初診時の傷病名と現在の傷病名が異なる場合、「相当因果関係」の証明書(医師意見書)が必須。民間医療保険
(給付金請求)
入院日額5,000〜1万円、手術給付金5万〜20万円等。所定の支払事由に合致すること。約款に定める手術コードおよび「対象となる悪性新生物・特定疾病」の確定診断。「上皮内がん」か「浸潤がん」かなど、傷病名の細部記載が保険金支払額の満額・減額を左右する。
木村 陽翔
著者

木村 陽翔

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。