Q1:犬が寝ている時にピクピクしながら息が荒くなるのは病気ですか?
A1:数分程度で収まるのであれば、レム睡眠(浅い眠り)中に夢を見ている生理現象の可能性が高いです。犬も夢を見ている時は眼球が動き、四肢が痙攣したようにピクつき、一時的に呼吸が速くなることがあります。ただし、ピクつきが収まった後も1分間の呼吸数が40回を超えて荒い息が続く場合や、呼びかけても意識が戻らない場合は、てんかん発作や心肺機能の急変が疑われるため警戒が必要です。
Q2:シニア犬が夜になると毎日ハァハァと息苦しそうにするのはなぜですか?
A2:シニア犬が夜間や安静時に息を荒くする場合、心臓疾患(僧帽弁閉鎖不全症など)の進行による初期の鬱血や、気管虚脱、あるいは夜間認知機能不全症候群(認知症)による不安が考えられます。特に心臓病の場合、横になることで肺への血流負荷が増大し、夜間に呼吸困難が悪化する特徴があります。日中の動画と、睡眠時の1分間の呼吸数を数日間記録し、早急にかかりつけ医へ相談してください。
Q3:病院へ連れていくべきか迷ったとき、家で撮影しておくべき動画はありますか?
A3:動物病院に到着すると、緊張と興奮によって本来の「安静時の状態」が分からなくなることが日常茶飯事です。そのため、家庭でリラックスしている時の「胸とお腹の動きが鮮明に分かる真横からの動画(約30秒〜1分間)」をスマートフォンで撮影してください。息を吸う時と吐く時の腹部のへこみ方、呼吸時の音、舌の色が映っている映像は、獣医師にとって血液検査やレントゲンに匹敵する極めて重要な確定診断の証拠となります。