Q1:市販のアレグラやアレジオンは、具体的に何月何日から飲み始めるのがベストですか?
A1:お住まいの地域によって異なりますが、東京・大阪などの太平洋側都市部であれば、1月25日前後(遅くとも2月1日まで)に飲み始めるのがベストです。アレグラは1日2回、アレジオンは就寝前1回の服用を守り、花粉が飛んでいる気配がなくても毎日継続して飲むことで、飛散ピーク時のバリア機能を最大限に高めることができます。
Q2:症状が全くないうちから薬を飲み始めて、体に害や耐性(慣れ)は生じませんか?
A2:第2世代抗ヒスタミン薬は安全性が極めて高く設計されており、長期連用しても抗生物質のように「耐性がついて薬が効かなくなる」ということは医学的にありません。むしろ、症状が出る前から飲んでおくことで粘膜の炎症受容体が過敏になるのを防ぐため、結果的にシーズン中の薬の総使用量を減らせることが実証されています。
Q3:ステロイド点鼻薬はいつから始めるべきですか?内服薬と同時でいいですか?
A3:重症化しやすい方や鼻づまりが主症状の方は、内服薬と同時に飛散開始の数日前〜直後から使い始めるのが理想的です。現在の医療用ステロイド点鼻薬は局所で作用したあと体内で速やかに分解されるため、全身の副作用はほとんどありません。粘膜の腫れがひどくなってからでは薬液が奥まで届きにくくなるため、鼻が通っている早期から使い始めることが成功の秘訣です。
Q4:すでに花粉の飛散が始まってしまい、鼻水が出始めてからでは初期療法の効果はありませんか?
A4:初期療法の厳密な定義(飛散2週間前)からは外れてしまいますが、「気付いたその日、今すぐ」に服薬を開始してください。 放置して本格ピークを迎えるとさらに重症化して手のつけようがなくなります。すでに症状が出ている場合は、内服薬だけでなく点鼻薬を即座に併用するか、耳鼻咽喉科を受診して即効性のある配合剤や抗炎症薬を処方してもらうのが最善策です。