情報収集の過程でネット上の言説に振り回されてしまう受験生は後を絶ちません。ここでは、駒澤大学経済学部をめぐる代表的な誤解を是正し、正しい判断基準を提示します。
最大の誤解は、「共通テスト利用入試は滑り止めとして手軽に受かる」という思い込みです。
駒澤大学経済学部の共通テスト利用(前期3科目型)のボーダーラインは、前述の通り70%〜74%前後で推移しています。これは成蹊大学、明治学院大学などの成成明学グループや、法政大学・日本女子大学などの併願組が手堅い滑り止めとして出願してくる層と真っ向からぶつかることを意味します。共通テストで少しでもマークミスや失点があると、一般選抜では合格できる学力がある受験生でもあっさりと弾き落とされます。
共通テスト利用はあくまで「取れたらラッキー」程度の位置づけに留め、本命は個別日程(T方式・S方式)の過去問対策に注力するのが鉄則です。
【プロの結論】経済学部に向いている人・慎重になるべき人の判断基準
受験生の適性と将来のキャリア設計に基づき、駒澤大学経済学部を選ぶべき明確な基準を以下に示します。
【向いている人・強くおすすめできる受験生】
- 都心近く(世田谷)の落ち着いた環境で、4年間キャンパス移転のストレスなく学びたい人
- 将来的に金融・銀行、商社、IT業界への就職を視野に入れ、簿記やファイナンスなどの実学を身につけたい人
- 基礎〜標準レベルの良問を確実に解き切る堅実な学力があり、英語または選択科目で得意分野を持っている人
【慎重になるべき人・他学部や他大学の再考が必要な受験生】
- 「経済学部だから数学は一切使わない」と思い込んでいる人(ミクロ・マクロ経済学の基礎で数式やグラフの理解は必須)
- 学生数数万人の超マンモス総合大学特有のド派手なイベント文化や、超高層ビルキャンパスだけを追い求めている人
- 入試直前の過去問演習を軽視し、偏差値の数字(50.0〜52.5)だけを見て無対策で突入しようとしている人