関節リウマチの食事療法において、最優先で意識したいのが「慢性炎症を鎮静化させる栄養素」の補給です。関節リウマチは自己免疫が過剰に働き、TNF-αやIL-6といった炎症性物質が関節組織を攻撃することで激しい痛みを引き起こします。
この破壊的な炎症プロセスをブロックする強力なサポーターが、オメガ3系不飽和脂肪酸(EPA・DHA・α-リノレン酸)です。サバ、サンマ、イワシといった青魚や、アマニ油、エゴマ油に豊富に含まれるオメガ3脂肪酸は、体内で抗炎症物質へと変換され、プロスタグランジンなどの炎症起因物質の生成を抑え込みます。週に3回以上、手のひらサイズの青魚を主菜にするだけでも、関節のこわばりや痛みを和らげる食材として確かな手応えをもたらします。