予約時に最も多くの人が悩むのが、「日光金谷ホテル」と「中禅寺金谷ホテル」の棲み分けです。同じ金谷ホテル系列でありながら、両者のコンセプトと滞在体験は明確に異なります。東照宮のほど近くに建つ日光金谷ホテルは、1873年創業の日本最古のクラシックホテルであり、登録有形文化財としての重厚な歴史建築やアンティークな美術品を愛でる「文化遺産ステイ」が真骨頂です。ただし、歴史的建造物の保全観点から温泉大浴場は備わっていません。
対する中禅寺金谷ホテルは、中禅寺湖畔の豊かな自然を満喫するために建てられた北米風のログハウス調リゾートです。最大の決定打となるのが、日光金谷ホテルにはない「源泉かけ流しの天然温泉」を満喫できる点にあります。市街地の観光利便性を求めるなら日光金谷ホテル、奥日光の清らかな空気の中で名湯と美食に浸り、スローな時間を過ごすなら中禅寺金谷ホテルを選ぶのが最適な判断基準です。