主要ターミナル駅をはじめとする駅構内のエスカレーターでは、AIによる不審行動検知機能を備えた防犯カメラの設置や、死角を減らす大型ミラーの配置が進んでいます。しかし、設備だけに頼り切るのではなく、個人の防犯意識による自衛策を組み合わせることが被害抑止に直結します。
エスカレーターを利用する際は、以下の実践的な防犯対策を心がけることが推奨されます。
・立ち位置を斜めに保つ:
進行方向に対して完全に背中を向けるのではなく、体をやや半身(斜め)に構えて立つことで、背後の気配や下段の動きを視界の端で捉えやすくなります。
・手荷物で背後をガードする:
バッグやリュックサックを自分の背中側やお尻のラインに当てるように持つことで、物理的なシールドを作り出し、カメラを差し込む隙間を遮断します。
・段差の間隔を意識する:
混雑時であっても、背後に異常な近さで詰め寄ってくる人物がいた場合は、軽く振り返って視線を合わせる、あるいは一度横へ避けて先に行かせる行動が極めて有効な抑止力になります。