ネット上の情報の中には、調味料の物性を無視した推奨できない代用案も散見されます。失敗を防ぐために以下のNGパターンを理解しておきましょう。
- NG例1:醤油やめんつゆ単体での代用
「色が似ているから」と醤油やめんつゆをそのままかけると、香辛料と醸造酢の酸味、果実の甘みが完全に欠落しているため、揚げ物の油っぽさを切ることができず全く別の料理になってしまいます。 - NG例2:とろみ付けのための片栗粉の直接混合
ウスターソースにとろみをつけようとして水溶き片栗粉を冷たいまま混ぜると、粉っぽさが残り加熱しなければゲル化しません。加熱の手間をかけるよりも、ケチャップやオイスターソースの持つペクチン質・増粘多糖類を利用する方が圧倒的に安全で美味しく仕上がります。 - NG例3:マヨネーズとウスターソースの同量混合
これは「オーロラソースの変形」としては機能しますが、中濃ソースの代替とは呼べません。油分が過剰になり、料理全体の味覚設計を崩す原因になります。