東京インドネシアモスクが最も熱気に包まれるのが、イスラム教における集団礼拝日である金曜礼拝(ジュムア)の時間帯です。公式SNSや現地掲示板のアナウンスによると、金曜礼拝は毎週金曜日12:30より開始されます。正午を過ぎると、近隣で働くビジネスパーソンから留学生、遠方から訪れる家族連れまで、多国籍かつ色鮮やかな民族衣装(バティックなど)を身にまとった信徒たちが続々と集まってきます。
礼拝が終わる13時過ぎからは、敷地内や周辺において不定期でハラールフードのバザーや特設販売が実施されることがあります。ナシゴレン(炒飯)、ルンダン(牛肉のスパイス煮込み)、テンペ(発酵大豆)のフライ、甘いサンバルソースが効いたアヤムゴレン(揚げ鶏)など、現地の家庭や屋台の味を再現した本物のインドネシア料理が驚くほどリーズナブルな価格(500円〜1,000円前後)で販売されます。
SNSやコミュニティの口コミでも、「日本にいながらジャカルタのローカルマーケットに迷い込んだような芳醇なスパイスの香りと活気に圧倒された」「信徒の方々が非常に気さくで、おすすめのインドネシア総菜を笑顔で教えてくれた」といった生の声が多数寄せられています。
さらに、イスラム暦の神聖な月であるラマダン(断食月)の期間中には、日没とともに断食を解く食事会であるイフタール(Iftar)が振る舞われます。祈りを捧げた後、デーツ(ナツメヤシの実)と温かいインドネシアのスープを分け合う光景は、宗教の枠を超えた人間的な絆とホスピタリティを感じさせる感動的な瞬間です。