買ってきた柿がまだ固すぎたり、家庭菜園やもらい物で渋柿を手に入れたりした場合には、自宅で簡単なひと工夫を加えることで美味しく仕立て直すことができます。
固い柿を早く柔らかくジューシーにしたい時は、「りんごを活用した追熟」が最も手軽です。柿とりんごを一緒にポリ袋に入れて口を縛り、常温(15〜20℃前後)で2〜3日置いておくだけで完了します。りんごから放出される植物ホルモン「エチレンガス」が柿の成熟を急速に促し、短期間でトロリとした柔らかな果肉へと変化させます。
もし渋柿をそのまま甘くしたいなら、「アルコールを使った渋抜き」が王道です。ヘタの部分に度数35度以上の焼酎やホワイトリカーを少量浸すか霧吹きで吹きかけ、ビニール袋を二重にして空気をしっかり抜いて密閉します。冷暗所に1〜2週間ほど置いておくだけで、渋み成分が完全に固化し、驚くほど濃厚な甘柿へと生まれ変わります。