多忙を極めるトップ女優の人生に大きな転機が訪れたのは2000年代半ばのことだ。元メジャーリーガーであり、「大魔神」の異名で日米の野球界を震撼させた佐々木主浩氏との交際、そして2005年の結婚。この決断は世間を大いに驚かせた。
結婚当時、佐々木氏には前妻との間に生まれた子どもがいた。榎本は20代半ばという若さで突然、母親としての重責を担うことになる。スポットライトを浴びる華やかな生活から一転、家庭を守るという未知の挑戦。彼女が選んだのは、未練を残すことなく仕事をスパッと手放し、家庭に全力を注ぐ道だった。世間の一部で囁かれた無責任な噂をよそに、彼女は黙々と家族と向き合い、絆を紡いでいった。