片桐はいりの家族構成は、両親と弟の4人家族です。なかでも、彼女のファンにとって広く知られているのが実弟・片桐真(まこと)さんの存在です。
弟の真さんは青年時代に単身中米へと渡り、グアテマラの古都アンティグアでスペイン語学校を立ち上げたという驚くべき行動力の持ち主です。はいりさんはそんな弟を訪ねて何度も現地へ足を運んでおり、その体験をユーモアと哀愁たっぷりに綴ったエッセイ本『グアテマラの弟』は、旅行記・家族文学の傑作としてロングセラーを記録しました。
一見すると破天荒に見える弟の生き方を温かく見守り、現地での珍道中を面白がる姉弟関係は、まさに片桐家の自由な気風を物語っています。遠く離れた異国に拠点を置く弟との絆は、今も彼女の視野を広げ、表現に奥行きを与える大切な原動力となっています。