桑田佳祐のカバー曲はなぜ音源化されない?伝説の神セトリと真相を徹底解説

桑田佳祐のカバー曲はなぜ音源化されない?伝説の神セトリと真相を徹底解説

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桑田佳祐のカバーの真骨頂は、原曲のボーカリストに対する深い愛情と、自身の強烈な歌唱スタイルが絶妙に融合している点にあります。男気あふれるロックナンバーから、繊細な女心を歌う昭和歌謡まで、その守備範囲の広さは他の追随を許しません。

特に盟友でありライバルでもあった西城秀樹の「傷だらけのローラ」や「YOUNG MAN (Y.M.C.A.)」では、全身全霊のシャウトで会場を揺らし、2018年の第三回では同年に逝去した西城への深い追悼を込めた渾身のステージを披露しました。また、中島みゆきの「時代」やちあきなおみの「喝采」、松田聖子の「赤いスイートピー」といった女性曲では、キーを桑田自身の歌唱レンジへ完璧にアジャストしつつ、女性詞の持つ切なさと色気を独自のハスキーボイスで表現し尽くしています。

楽曲名原曲アーティスト主な披露ステージ特徴・編集部の見解時代中島みゆき第一回/第三回 ひとり紅白原曲のスケール感を崩さず、祈りにも似たエモーショナルな熱唱で観客を圧倒。傷だらけのローラ西城秀樹第二回/第三回 ひとり紅白圧倒的声量と激情のシャウト。リスペクトと熱狂が頂点に達した名演。喝采ちあきなおみ音楽寅さん/第二回 ひとり紅白ドラマチックな語りとハスキーな歌声が溶け合い、原曲の世界観を再構築。木綿のハンカチーフ太田裕美第一回 ひとり紅白歌合戦男女の掛け合い詞を巧みなニュアンス付けで演じ分け、ポップス職人の技が光る。雪の華中島美嘉第三回 ひとり紅白歌合戦ファルセットとチェストボイスの切り替えが美しく、平成のバラードを昇華。
中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。