イタリア料理まつばらに足を運んだ際、決して外せないのが手打ちパスタ(パスタ・フレスカ)の数々です。粉の配合や加水率、卵黄の比率を季節の湿度に合わせてミリ単位で微調整し、毎朝シェフ自ら丹念に打ち上げています。
看板メニューとして名高い「手打ちタリオリーニ 季節の魚介と自家製カラスミ仕立て」は、噛み締めた瞬間に広がる小麦の豊かな甘みと、濃厚な魚介出汁のエマルジョン(乳化)が見事な調和を生み出します。また、秋から冬にかけて提供される「熟成肉のラグーを包んだアニョロッティ・ダル・プリン」など、ピエモンテの伝統を再現した詰め物パスタも食通の舌を唸らせています。
食材の鮮度管理にも一切の妥協がなく、全国の信頼できる契約農家や漁港から直送される厳選素材のみを使用。ソースとの相性を計算し尽くしたパスタの厚みや幅の設計に、シェフの確かな経歴と職人気質が如実に表れています。