省電力モードは「万能の節電スイッチ」ではなく、利便性と引き換えに非常時の稼働時間を買うトレードオフ機能です。自身のライフスタイルや使用状況に照らし合わせ、適切な利用方針を確立してください。
▼ 省電力モードの常用を避けるべき人(慎重になるべき条件)
- 仕事の連絡(メール、Slack、Chatwork、LINE等)を即座に確認・返信しなければならないビジネスパーソン
- 『原神』『プロセカ』『PUBG Mobile』など、高フレームレートや正確なタッチ追従性が求められるゲームを遊ぶユーザー
- スマートウォッチやヘルスケアトラッカーで心拍・歩数・睡眠・通知を常時同期しているユーザー
- Uber Eats、地図ナビ、位置情報連動ゲーム(Pokemon GO等)を頻繁に利用する人
▼ 省電力モードを積極的に活用すべき人・場面
- 地震や台風などの災害発生時、または停電時において連絡手段を数日間維持しなければならない緊急時
- コンセントやモバイルバッテリーがない環境で、残量が15%を切り「帰宅までの数時間、通話機能だけは何としても残したい」場面
- 機内モードを使うほどではないが、画面を一切見ずに移動する長距離移動の待機中
日常的にバッテリー消費を抑える「正しいAndroid長持ち設定」
省電力モードのデメリットを被ることなく、普段の電池持ちを底上げしたい場合は、以下の個別設定を適用するのが専門家の見地から最も推奨されます。
1つ目は「ダークテーマ(黒基調画面)」の常時適用です。有機EL(OLED)ディスプレイは黒色を表示する際にピクセルを完全消灯するため、画面点灯時の消費電力を劇的に削減できます。2つ目は「画面の自動消灯時間(スリープ)」を30秒〜1分に短縮すること。無駄な画面点灯を防ぐことが最大の節電になります。3つ目は「Wi-Fi / Bluetoothのスキャン機能」のオフです。「位置情報」設定の奥にある「Wi-Fiのスキャン」「Bluetoothのスキャン」を無効化することで、周囲の電波をバックグラウンドで絶え間なく探索する無駄な電力消費を完全に断ち切ることができます。