インターネットの普及に伴い、ここ数年はSNS上でランナーの位置情報を特定し、先回りして応援する「GPS追跡班」と呼ばれる一般ユーザーの動きが活発化している。彼らはランナーの周囲を走る中継車やサポートスタッフの目撃情報を頼りに、瞬時にルートを割り出してしまう。
番組側が距離やルートを非公開にした背景には、こうした追跡行為を防ぐ狙いもあるとみられる。沿道に群衆が押し寄せることで発生する熱中症の二次被害や、警備上のトラブルを回避するためだ。しかし、ネット上では「隠せば隠すほど特定したくなる」という心理が働き、スタート直後から特定班による激しい捜索戦が繰り広げられることとなった。