ワークマンのスキーウェアはゲレンデで通用?耐水圧と評判の真相

ワークマンのスキーウェアはゲレンデで通用?耐水圧と評判の真相

ワークマンのスキーウェアはゲレンデで通用?耐水圧と評判の真相の具体的な内容に迫る! 専門的な視点でまとめました。

スペック表の数字だけを見ると「ワークマンで十分」と思えるかもしれませんが、ワークマンとスノーボードウェアの違いは、過酷な雪上環境で快適性を維持するための細部設計にあります。購入前に理解しておくべき構造上の違いは主に3点です。

第1に、パウダースカート(スノーカフ)とリストゲーターの密閉度です。スノーボード専用ウェアには、腰回りからの雪の巻き込みを防ぐゴム入りのスカートや、グローブとの隙間を埋めるサムホール付きのインナーカフが標準装備されています。ワークマンの一部スノーモデルにも簡易ガードが付き始めましたが、深雪で激しく転倒した際や、パウダースノーに飛び込んだときの雪の侵入防止力には依然として専用品に分があります。

第2に、ベンチレーション(換気機能)の有無と配置です。スノーボードは運動量が激しく、リフト乗車中の静止状態と滑走時の発汗を繰り返します。専用ウェアは脇下や太もも内側に大型のメッシュ付きファスナーを備え、ウェアを脱がずに一瞬で熱気を逃がせます。ワークマン製品ではベンチレーションが省略されているモデルが多く、温度調節をレイヤリング(下着や中間着の脱ぎ着)に頼る必要があります。

第3に、スキー板のエッジやブーツに対する耐久補強です。スキーヤーの場合、滑走中や歩行時にスキー板の金属エッジがパンツの内側の裾に当たることが多く、専用パンツには強固な補強布(エッジガード)が施されています。ワークマンの防寒パンツは裾の補強が薄いため、エッジが当たって生地が切れてしまうトラブルが報告されています。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。