大竹まことと山瀬まみの関係を語る上で欠かせないのは、単なる「年上のベテランタレントと女性アシスタント」という上下関係を超えた、プロ同士の対等な信頼感です。1980年代後半からバラエティ番組の第一線で活躍してきた二人は、昭和から平成の過酷なバラエティ現場を生き抜いてきた共通の背景を持っています。
2007年5月にスタートした『大竹まこと ゴールデンラジオ!』において、立ち上げメンバーとして金曜日パートナーに起用されたのが山瀬まみでした。当時の番組関係者によると、歯に衣着せぬ毒舌や社会への鋭い問題提起を身上とする大竹のパートナー選びは難航を極めたといいます。その中で、大竹の暴走を明るく受け止めつつ、時には鋭い突っ込みで軌道修正できる唯一無二の存在として白羽の矢が立ったのが山瀬でした。
大竹は当時のインタビューや自著などで、山瀬に対して「頭の回転が異常に速く、空気を一瞬で読む天性の才能がある」と最大級の賛辞を寄せています。単なる仕事仲間にとどまらず、芸人・タレントとしての嗅覚を互いに認め合う深いリスペクトが、二人の関係の根底に存在しています。