Q1:手作り化粧水を作るとき、グリセリンの配合比率は何%が最も安全ですか?
A1:精製水に対して5%〜10%の範囲内が黄金比率とされています。例えば100mlの精製水に対してグリセリンは5ml〜10ml(小さじ1〜2杯程度)です。保湿力を高めようとして15%〜20%以上配合すると、浸透圧の働きで皮膚内部から水分を奪い、かえって肌を乾燥させる逆効果を招くため絶対に避けてください。
Q2:ドラッグストアで売っている普通の黄色いワセリンと「白色ワセリン」の違いは何ですか?
A2:石油から不純物を精製した純度の違いです。黄色ワセリン(ヴァセリンなど)はボディ用など健康な肌には十分ですが、微量の不純物が残存しています。顔や敏感肌に使用する場合は、不純物を極限まで取り除いた白色ワセリン(第3類医薬品)、あるいはさらに精製度が高い「プロペト」「サンホワイト」を選ぶのが皮膚科学的にも安全です。
Q3:ワセリンを塗った上から化粧水を重ねても意味はありませんか?
A3:ほとんど意味がありません。ワセリンは強力な油膜シールドを張るため、後から塗った化粧水の水分や水溶性美容成分を弾いてしまい、角質層まで浸透しません。必ず「化粧水(水分補給)が先、ワセリン(油膜密閉)が後」という塗る順番を厳守してください。
Q4:ニキビ肌の人はワセリンを絶対に塗ってはいけませんか?
A4:ニキビそのものがある患部や皮脂分泌の多い部位への塗布は毛穴を塞ぐため避けるべきです。ただし、ニキビ治療薬(過酸化ベンゾイルやアダパレンなど)の副作用で皮膚が激しく乾燥して皮剥けを起こしている局所的なエリアに対しては、刺激を与えずに水分蒸発を防ぐ保護剤として薄く重ねる使い方が皮膚科でも広く指導されています。