グローバルなビジネスや国際的なコミュニケーションにおいて、「茨の道」に相当するニュアンスを英語で伝える場合は、文脈に応じて適切なイディオムを選ぶ必要があります。
- a thorny path / a thorny road:「茨の道」の直訳に最も近い表現。トゲ(thorn)だらけの道という原義通りの比喩で、複雑な問題や厄介な障害が山積しているプロセスを指します。
例文:"Implementing the new system turned out to be a thorny path."(新システムの導入は茨の道となった。) - a rocky road:岩や石がゴツゴツして歩きにくい道から転じて、「波乱含みの道のり」「試練の多い過程」を指す口語的で頻出の表現。
例文:"The peace negotiations face a rocky road ahead."(和平交渉の前途には険しい試練が待ち受けている。) - a hard row to hoe:直訳すると「耕すのが困難な畝(うね)」。農業の過酷な重労働から派生したアメリカ英語の慣用句で、骨の折れる仕事や極めて困難な境遇を表します。
- an uphill battle:「坂道を登りながらの戦い」、すなわち圧倒的に不利な状況下での過酷な戦いや挑戦を指す表現。