インターネット上の掲示板やSNS、知恵袋等に寄せられるマイスイートホーム失敗談まとめを精査すると、図面上では完璧に見えたプランが実際の生活で見事に破綻したという赤裸々な告白が数多く確認できます。
大手ハウスメーカーでマイスイートホームの注文住宅を建てた30代共働き夫婦の手記によると、次のような痛切な反省が語られています。
「開放感に憧れて20畳のリビングに大きな吹き抜けとスケルトン階段を作りました。引き渡し直後は感動しましたが、実際に住んでみると2階の寝室までテレビの音が筒抜けになり、夜勤のある夫と生活リズムが合わず深刻な睡眠不足に。さらに冬場の電気代が月4万円を超え、憧れだったリビングは今や家族の不満の象徴になってしまいました」(首都圏在住・30代女性の手記より)
また、マイスイートホームに対するネットの反応を多角的に分析すると、以下のような具体的な後悔ポイントが頻出しています。
- 収納の奥行きと配置ミス:「ウォークインクローゼットを作ったが、通路スペースばかり取られて思ったより服が入らない」「リビングに掃除機や書類をしまう場所がなく常に散らかる」
- コンセントの位置と数量の不足:「キッチン家電を置く場所やベッドサイドにコンセントがなく、延長コードが床を這う見苦しい状態に」
- 外構・駐車場の軽視:「予算オーバーを削るために外構を後回しにしたら、雨の日に車から玄関まで泥だらけになり、後からの追加工事で割高な出費になった」
設計段階では「非日常の美しさ」に目が行きがちですが、実際に暮らすのは毎日の泥臭い日常です。ハウスメーカーや工務店の営業トークや評判を鵜呑みにせず、実際の生活シーンを1分単位でシミュレーションすることが極めて重要です。