データ処理の基礎であり、最も確実かつ再利用性が高いのが専用の文字列関数です。用途に応じて3つの関数を使い分けるだけで、あらゆる表記ルールに即座に対応できます。
まず、すべての英字を大文字に統一したい場合はUPPER関数 使い方を覚えるのが近道です。構文は「=UPPER(文字列)」と極めてシンプルで、引数に対象セルを指定するだけで「excel」は「EXCEL」へと変換されます。型番やパスワードコードの整形に頻繁に用いられます。
反対に、すべての英字を小文字へ揃えたい場面ではLOWER関数 変換を実行します。構文は「=LOWER(文字列)」であり、「TOKYO」といった表記を「tokyo」へ一発で整えられます。メールアドレスやWebサイトのURLなど、小文字表記が業界標準となっているフィールドのクレンジングに欠かせません。
そして、英単語の先頭文字だけを大文字にし、残りを小文字に整えるのがPROPER関数 頭文字大文字の機能です。構文「=PROPER(文字列)」を用いることで、「john smith」という人名表記を「John Smith」という英語圏の正式な固有名詞ルールへと自動補正します。これらエクセル 文字列関数 詳細まとめの基本を押さえておけば、大半のデータ加工は事足ります。
実務で関数を使用する際に絶対に忘れてはならないのが、数式で変換した後の「値の貼り付け」です。変換後のセルをコピーし、元のセルに「値として貼り付け(Ctrl + Shift + V、またはAlt + E + S + V)」を行ってから参照元の作業列を削除しないと、計算結果が壊れてしまうため注意が必要です。