インターネット上のQ&AやSNSでは、「3月11日は東京でも雪が降っていたのでは」という誤解が散見されます。しかし、当時の東京の天気は「晴れ時々曇り」であり、雪は観測されていません。
この認識のギャップが生まれた背景には、以下の要因があります。
- 震災直後のニュース映像で、東北被災地の雪景色と首都圏の帰宅困難者の映像が連続して報道され、記憶が混同されたこと
- 東京でも夜間に気温が約5℃近くまで低下し、交通機関の麻痺により徒歩で長距離を帰宅する数百万人が厳しい寒風に晒されたこと
- 震災から数日後の3月中旬、関東地方でも一時的に小雨やみぞれが観測された時期があったこと
首都圏では雨雪による直接的な被害は免れたものの、東北地方では「激震・大津波・氷点下の降雪」という3重苦が同一日に重なっていたという事実を正しく把握しておく必要があります。