番組の顔である博多華丸・大吉と鈴木奈穂子アナのトリオが見せる抜群のコンビネーションは、朝のひとときに心地よいリズムを与えている。二人の芸人が見せる絶妙な温度感の違いと、アナウンサーとしての枠を超えた鈴木アナの素直な感情表現が、完璧なバランスを生み出している。
鈴木奈穂子アナの「もらい泣き」は、もはや名物といっていい。ドラマの悲恋や家族の絆を描く回では、イントロが流れてもなお涙が止まらず、原稿が読めなくなるハプニングもしばしば。そんな彼女を、博多大吉が冷静かつ温かいフォローで包み込み、博多華丸が博多弁交じりのユーモアで和らげる。テレビ番組制作の現場でも、この3人の素のリアクションは一切事前の打合せなしで生み出されているという。作り手と観客が同じ目線で作品を楽しんでいる姿こそ、彼らが長年愛され続ける最大の理由だろう。