関係破綻の決定打となったのは、番組収録現場で起きた異変だった。
上沼恵美子による「愛の鞭」が、ある時期を境に度を超した厳しさへと変貌を遂げたという現場の証言は多い。楽屋での空気感やスタジオでのやり取りにおいて、梶原に対する風当たりが日増しに強まっていった。
「自分は期待に応えられているのか」「師と仰ぐ存在からの言葉をどう受け止めるべきか」。梶原雄太が胸中に抱えた葛藤は限界に達していた。追い詰められた末の降板申し出、そして番組自体の歴史的幕引き。芸能界の第一線を走るトップタレント同士だからこそ、一度こじれた感情の糸を修復することは容易ではなかったのだ。