事態の長期化を防ぐため、京都府警察および南丹警察署は事案の性質や緊急性を総合的に判断し、公開捜査へと舵を切った。対象者の氏名、年齢、身体的特徴、当日の着衣(上着の色、履物、所持品など)の写真や詳細情報が各関係機関へ共有され、地域住民への協力要請が急速に拡大している。
初動捜査では、警察犬の投入による臭気の追跡と同時に、赤外線サーマルカメラを搭載したドローン部隊が上空から熱源の検知を試みている。地上と上空の両面からアプローチする立体的な捜索態勢が構築されたが、山間特有の深い谷や生い茂る針葉樹林のキャノピー(林冠)が視界を遮り、捜索活動は極めて過酷を極めている。