まつ育需要が過熱するなか、深刻な社会問題となっているのが「偽造品(フェイクコスメ)」の蔓延です。特に高い人気を誇るエマーキットの偽物の見分け方については、公式発売元も度重なる警告を発しています。
フリマアプリや格安ECモールで「並行輸入品」「箱なし格安」「サロン余剰在庫」と称して定価の半額程度で売られている製品の多くは、精巧に模倣された偽物です。偽造品には、劣悪な環境で製造された不衛生な液体や、国内で使用が禁止されている有害な化学物質が含まれているケースがあり、深刻な角膜障害や皮膚炎を起こす被害が報告されています。
偽物を見抜くためのチェックポイントは複数存在します。
- パッケージのホログラムシール:正規品は角度を変えると光彩が美しく変化するが、粗悪品は単なる銀色シールの印刷にとどまる。
- ロット番号とバーコードの印字:箱底面と本体底面のロット番号が一致しているか。フォントの太さや印字の滲みがないか。
- 筆先のクオリティと液の質感:正規品は極細で滑らかなコシがあるが、模倣品は毛先が割れていたり、異臭(シンナー臭や強いエタノール臭)がする。
数百円から千円程度の安さを求めてフリマアプリで購入し、結果として高額な眼科治療費を支払う羽目になっては本末転倒です。「正規品取扱店」の認証マークがある正規販売代理店や、信頼できる直営オンラインショップ以外からの購入は絶対に避けるべきです。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
美容意識の向上に伴い、まつ毛へのアプローチはもはや単なるメイクの一環を超え、「自まつ毛の美しさ=自己管理の象徴」と捉える社会心理が定着しています。しかし、過剰な美への強迫観念から目元の安全を犠牲にする姿勢は、健全なセルフケアとは呼べません。自身の肌質とライフスタイルを見極めた明確な判断基準を持つことが不可欠です。
【攻めの美容液をおすすめできる人】
- 普段から化粧品による肌トラブルをほとんど経験したことがない人
- マツエクを卒業し、自まつ毛本来のポテンシャルを最大限に引き出したい人
- 使用量や使用回数(1日1回、極少量の塗布)のルールを厳格に守れる人
【低刺激・保護系をおすすめする人(攻めの美容液を避けるべき人)】
- アトピー素因がある、または花粉症などで日常的に目元を擦る癖がある人
- 過去にアイライナーやマスカラでかぶれた経験がある敏感肌の人
- 妊娠中・授乳期など、ホルモンバランスの変化で皮膚が過敏になっている人
- 10代など、まだ毛根組織が未発達で刺激に弱い成長段階にある人