わかめと昆布の決定的な違いとは?栄養・出汁・分類の真相をプロが徹底解説

わかめと昆布の決定的な違いとは?栄養・出汁・分類の真相をプロが徹底解説

わかめと昆布の決定的な違いとは?栄養・出汁・分類の真相をプロが徹底解説についての真相をお届けします。

Q1:昆布の表面についている白い粉はカビですか?洗い流すべきでしょうか?
A1:カビではありません。あれは「マンニトール(マンニット)」と呼ばれる昆布内部の旨味成分(糖アルコールの一種)が、乾燥に伴って表面に結晶化したものです。水で洗い流してしまうと旨味が損なわれるため、固く絞った濡れ布巾で表面のホコリを軽く拭き取る程度にして調理に使用してください。

Q2:わかめを長時間煮込むと出汁は出ますか?
A2:わかめを長時間煮ても、昆布のような濃厚な出汁は取れません。それどころか、熱によって組織が崩れてドロドロに溶け出し、鮮やかな緑色が褪せて褐色に変わってしまいます。出汁は昆布や煮干し、鰹節に任せ、わかめは食べる直前の短時間加熱にとどめるのが鉄則です。

Q3:昆布を食べすぎると甲状腺に悪影響があると聞きましたが本当ですか?
A3:昆布には微量ミネラルである「ヨウ素(ヨード)」が非常に多く含まれています。ヨウ素は人体に必須の栄養素ですが、毎日大量に昆布を食べ続けたり、濃厚な昆布出汁を過剰摂取したりすると、甲状腺機能の低下や亢進を招く恐れがあります。一般的な家庭料理の範囲で適量を楽しむ分には問題ありませんが、日常的にサプリメント感覚で偏って過剰摂取することは避けましょう。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。