足の裏は手のひらと同様に「皮脂腺」が存在せず、自ら油分を分泌して水分を保つことができません。そのため、油断するとあっという間に水分が蒸発し、皮膚の最外層にある角質層がめくれ上がってしまいます。これが足の裏のささくれの原因となる典型的な乾燥パターンです。
歩行時に体重の約1.2倍もの荷重が繰り返し加わることや、靴・靴下との摩擦も角質層の柔軟性を奪う大きな要因です。特に歩き方の癖で特定部位に負荷が集中すると、皮膚は防御反応として角質を硬化させます。柔軟性を失った角質が引っ張られることで、足の裏の皮がめくれると痛い状態や、かかとのささくれやひび割れが引き起こされます。
しかし、入念に保湿しているにもかかわらず一向に治らない場合や、広範囲に皮剥けが広がっている場合は、単なる物理的ダメージではなく皮膚疾患の可能性を疑う必要があります。