市場関係者の関心は、今後の通期業績予想とアナリスト・コンセンサスとのギャップに集中している。会社側が公表したレンジ形式の見通しに対し、株式市場の一部では「慎重すぎるガイダンス」との受け止め方が根強い。
特に下半期に寄与が見込まれる大口顧客向けのライセンス収入や、共同開発に伴うマイルストーン収入の計上時期について、会社側は極めて保守的な見積もりを採用している模様だ。仮にこれらのパイプラインが予定通り開花すれば、期中での上方修正シナリオが現実味を帯びてくる。
アナリストレポートの間でも評価は二分しているが、足元の受注残高(Backlog)の積み上がり状況を見る限り、上振れ余地を評価するアグレシッブな見方が徐々に優勢となりつつある。