インターネットの検索コミュニティやSNS上で定期的に浮上するのが、ピースタバコ廃盤噂の真相です。「ピースが買えなくなる」「ついに生産終了か」といった噂が拡散される背景には、明らかな2つの要因が存在します。
1つ目は、熱狂的な支持を集めた限定銘柄「ピース・リトルシガー」の終売です。本製品はタバコ葉を原料とする巻紙(シートたばこ)を使用したシガリロ規格として登場し、極上の香りとリーズナブルな価格設定で瞬く間に争奪戦となりました。しかし、ピースリトルシガー販売終了理由の根底にあるのは、2020年から2021年にかけて実施された「葉巻たばこ(リトルシガー)の税率改定」です。紙巻きたばことの税額格差が是正され、コストメリットを維持したまま限定生産を継続することが製造ライン・採算面で困難になったことが直接の引き金でした。
2つ目は、コンビニエンスストアにおける棚割りの変化です。加熱式タバコが売り場の7〜8割を占める現在、高タール銘柄や箱が特殊なショートピース、缶ピースは棚から外される店舗が増加しました。これが「見当たらない=廃盤になった」という早合点につながっています。しかしJTの公式供給計画において、ショートピースやロングピースなどの主力ラインが廃盤になる計画は一切存在しません。