ソフトボール界の視線は、競技復帰を果たすロサンゼルス2028オリンピックへと向いている。世界野球ソフトボール連盟(WBSC)が主導する国際大会では、手書きスコアブックと並行してデジタル端末によるリアルタイム入力が標準化された。
いまやスポーツデータアナリティクスは勝敗を分ける基盤だ。打球初速、打ち出し角度、投手の投球回転数などが数値化される中、基礎となるのは「どの打者がどのカウントでどんな打球を飛ばしたか」というクラシックなスコアデータに他ならない。
記号体系自体も国際規格に合わせて統一が進み、日米欧の指導者が共通のコードで戦況を即座に共有できる環境が整いつつある。紙と鉛筆で培われた伝統的な記録法が、最先端のビッグデータ解析と手を取り合って進化しているのが現代の姿だ。