なぜ特定のアッパーミドル層は、部下を壊すまで追い詰めてしまうのか。その背景には、極端な成果主義と歪んだ自尊心が複雑に絡み合っている。同僚からの評価は高く、一見するとエリート社員そのものだ。しかし彼らの指導は、適切な業務指示の枠を大きく逸脱している。
「なぜこんなこともできないのか」「君の代わりなどいくらでもいる」――日常的に投げかけられる人種差別的・屈辱的な罵倒。過剰な詰問。それらは単なる厳しい指導ではなく、対象となった人間の自尊心を徹底的に破壊し、支配下におくための過激なパワーハラスメントに他ならない。被害を受けた部下は次第に自己肯定感を失い、出社困難へと追い込まれていく。