破損したフィルムを除去する作業は、慎重さがすべてを決める。力任せ引っ張れば、粘着剤と一緒に本体ガラスまで道連れにして割ってしまう恐れがあるからだ。用意するものはふたつ。不要になった薄手のプラスチック製カードと、家庭用のドライヤーだ。
作業はまず、ドライヤーの弱温風を端末から20センチほど離し、10秒から15秒ほど軽くあてることから始まる。粘着剤をわずかに温めて柔らかくするのが目的だ。熱を与えすぎると内蔵バッテリーに負担がかかるため、手で触れて「少し温かい」と感じる程度で止める。次に、フィルムの角へカードの端をゆっくり滑り込ませる。カードを水平に押し進めながら、焦らず均一な力で持ち上げていこう。もしYouTubeで解説動画などを確認しながら作業する場合も、画面に対して垂直に引き剥がす行為だけは絶対に避けてほしい。