新宿決戦における乙骨の活躍は、まさに神出鬼没でした。髙羽史彦の術式によって隙が生じた千年の黒幕・羂索の首を一閃のもとに刎ね、羂索撃破という大金星を挙げた直後、即座に新宿の宿儺戦へと電撃参戦します。
しかし、虎杖悠仁との見事な連係で宿儺を追い詰めたものの、世界を断つ斬撃によって乙骨の肉体は致命傷を負い、戦線離脱を余儀なくされました。ここで彼が下した決断が、読者を震撼させた「五条悟の遺体への脳移植」です。
乙骨は事前に羂索の「肉体を渡る術式」をコピーしており、最悪の事態に備えて五条の肉体を再利用するバックアッププランを家入硝子らと結んでいました。「五条先生を二度と独りで『怪物』にさせない」という悲痛な決意を胸に、乙骨は自らの脳を師の肉体へと移し、再び戦場へと舞い戻りました。