英会話の最中、頭の中で文法規則を組み立てている時間はない。多くの日本人学習者が陥る最大の落とし穴は、動詞の原型や時制を頭で計算してから発話しよとすることだ。この混乱を一瞬でクリアにする決定的な判断基準が存在する。それが「相手の状態を尋ねているのか」、それとも「相手の習慣や動作を尋ねているのか」という直感的な切り替えだ。
見極めのコツは至ってシンプルだ。相手の「現在の属性・感情・位置・進行中の状況」を表したいときは「Are you」を選ぶ。一方で、「習慣的に行うこと・所有・意志を伴う具体的な動作」を尋ねる場合は「Do you」を選択する。たとえば、「お腹が空いているか」は体調や状態のことなので「Are you hungry?」となり、「普段朝食を食べるか」は習慣的な行動であるため「Do you eat breakfast?」となる。この視点を持つだけで、口から出せるスピードは劇的に変わる。