炊飯器以外の熱源を使う場合や時短モードを活用する際は、加熱時の水分蒸発率を考慮した微調整が不可欠です。
ガス火を使った一般的な両手鍋での炊飯では、密閉性の高い炊飯器に比べてフタの隙間から蒸気が逃げやすいため、水の量を少し多めの440ml(お米の容量の約1.22〜1.25倍)に設定するのが理想的です。
蓄熱性に優れた土鍋ご飯の場合、沸騰までの時間が穏やかでじっくり熱が入る一方、土鍋自体が水分を吸収する特性もあります。そのため、お米2合に対して400ml〜430mlの間で調整し、必ず強火で一気に沸騰させず、中火からじっくり立ち上げるのが米粒を立たせる秘訣です。
また、忙しい日の「早炊きモード」では、炊飯器内での吸水プロセスが省略されます。あらかじめボウルで30分以上浸水させてから炊く場合は通常の400mlで問題ありませんが、乾いた状態からすぐに早炊きをスタートさせる場合は、吸水不足を補うために大さじ1杯(約15ml)多めに注ぐと芯残りを防げます。