アイレットリング(Eyelet Ring)は、布や革に開けた穴を補強・装飾するための環状金具です。一般的に小型のものを「ハトメ」、カーテンポールを通すような大型(内径20mm〜40mm以上)のものを「アイレットリング」と呼び分ける傾向がありますが、基本的な固定構造は共通しています。
作業を始める前に、金具の固定方式を見極めることが肝要です。大きく分けて、打ち具で金属の足をカシメて広げる「金属カシメ型」と、表裏のパーツを手でパチンとはめ込む「プラスチック製スナップ型」の2系統が存在します。
金属製を取り扱う場合、穴あけポンチサイズ選び方が最初の分岐点となります。穴が大きすぎるとリングが抜け落ち、小さすぎると生地に無理なテンションがかかってシワの原因になります。リングの筒部外径に対して「マイナス0.5mm〜同径」のポンチを選ぶのが、プロが実践するタイトフィットの基準です。