貴族階級ではないミドルトン家が、なぜこれほどの財力を得られたのか。その鍵を握るのが、両親の卓越したキャリアとビジネスの成功です。
父親であるマイケル・ミドルトン氏は、かつて英国の大手航空会社ブリティッシュ・エアウェイズで運航管理者(フライト・ディスパッチャー)として勤務し、パイロット訓練生としての経歴も持つ人物でした。一方、母親のキャロル・ミドルトン氏は同社のフライトアテンダントとして活躍。2人は職場結婚を経て、堅実な家庭を築いていました。
転機が訪れたのは1987年、キャサリン妃が5歳の頃でした。子どもの誕生日パーティ用のグッズを探すのに苦労したキャロル氏の経験をヒントに、パーティグッズの通信販売会社「パーティ・ピーシーズ(Party Pieces)」を創業。自宅のキッチンテーブルからスタートした小さなビジネスは、カタログ通販からいち早いインターネット通販への移行に成功し、英国屈指の大手サプライヤーへと急成長を遂げました。
この事業の爆発的な拡大により、ミドルトン家の推定総資産は一時3000万ポンドから4000万ポンド(約50億〜60億円超)に達したと囁かれ、一代にして英国トップクラスの実業家一族としての地位を確立したのです。