なぜ鶴見の地にこのような施設が生まれたのか。その背景には、市民と地元の有志事業者がタッグを組んだ「鶴見バードカフェプロジェクト」の存在がある。単なるアニマルカフェの枠にとどまらず、地域の交流拠点としての役割を担っているのだ。
プロジェクト関係者は語る。「鶴見は多文化が共生し、多摩川や鶴見川といった水辺の生態系にも恵まれた地域です。都会の暮らしの中で自然や生き物と触れ合う機会が減った子どもたちに、命の温もりを直接感じてほしいという思いからプロジェクトがスタートしました」。カフェで得られた収益の一部は、地域の緑化活動や野鳥保護の啓発活動にも還元されている。