大森元貴がこれまでに披露してきたディズニーソングのカバーは、単なる企画ものの枠を遥かに超え、日本のポピュラー音楽界におけるボーカルパフォーマンスの到達点として高く評価されています。その代表格と言えるのが、フジテレビ系列の大型音楽特番『FNS歌謡祭』で披露された、女優・歌手の上白石萌音とのデュエットによる「ホール・ニュー・ワールド」(映画『アラジン』主題歌)です。
このステージにおいて大森元貴は、原曲が持つ壮大かつロマンチックな世界観を忠実にトレースしながらも、持ち前のハイトーン・ミックスボイスと繊細なビブラートを存分に発揮しました。アラジン役としての甘さと芯の強さを兼ね備えた歌声は、ジャスミン役の上白石萌音の透明感あふれる歌唱と完璧なハーモニーを形成し、放送直後からX(旧Twitter)のトレンド首位を独占するなど社会的な反響を巻き起こしました。
関係者や共演アーティストの間でも「ピッチの正確さと声の倍音成分がケタ違い」「ブロードウェイの一流ミュージカル俳優に匹敵するダイナミクス」と絶賛され、ポップスシンガーとしての枠組みを超えたディズニー・ボーカリストとしての絶対的な適性を決定づける契機となりました。