オリジナリティとコストパフォーマンスを両立させたい新郎新婦の間で、DIYデザインへの挑戦はもはや標準的な選択肢となった。その制作現場を根底から支えているのが、Pinterestによるイメージ収集とCanvaなどの高機能グラフィックツールの存在だ。
しかし、DIYには落とし穴も潜む。画面上では完璧に見えたタイポグラフィが、実寸サイズで印刷した途端に余白のバランスを崩すケースや、会場の照明環境によって文字の視認性が著しく落ちてしまう失敗は後を絶たない。
成功の鍵は、制作初期のプロポーション設計にある。フォントの種類は最大2種類までに絞り込み、視線の導線を意識して文字のジャンプ率を整える。印刷素材とインクの相性を事前にサンプルで確認するひと手間を惜しまないことが、プロクオリティへと仕上げる決定打となる。