総務省統計局が発表する最新の人口推計データを参照すると、この数年間に生じた構造変化の凄まじさが浮き彫りになる。他の年代と比較して突出した人口の山を形作る団塊の世代は、退職を迎えた後もなお、個人消費や地域社会において無視できないプレゼンスを保っている。
最近では、NHKオンデマンドで過去の歴史ドキュメンタリーを振り返ったり、YouTubeで昭和の懐かしい映像やシニア向け情報を積極的に楽しんだりする層が増加している。デジタル機器を乗りこなすシニア層の登場は、かつてデジタルデバイドと騒がれた時代からの大きな変容を示しており、新たなコンテンツ市場の創出にも一役買っている。