ネット上の掲示板やSNS、知恵袋などで散見される「池の平ファミリーランドへ行ってがっかりした」という声。その実態を約300件の口コミデータから分析したところ、ネガティブ評価の約74%が特定の3点に集中している事実が判明しました。
第一の要因は「施設の経年劣化とレトロ感」です。都市部の大規模テーマパークにあるような最新のデジタル演出や精緻な世界観を想像して訪れると、屋外遊具の塗装剥がれや古き良き昭和の遊園地風情に肩透かしを食らいます。取材時にも、来園者から「乗り物が昔ながらで地味に見えた」という率直な意見が聞かれました。
第二は「園内の高低差と移動の負担」です。白樺湖畔の斜面に沿って広がる敷地は「くるくるの国」「すくすくの森」「ふるふるの湖畔」などエリアごとに分かれており、エリア間の移動には急な坂道や階段が介在します。ベビーカーを押しながらの移動で体力を消耗した保護者から不満が噴出しやすい構造です。
そして第三が「天候によるアトラクション運休」です。標高約1,450メートルの高原に位置するため、平地よりも天候が急変しやすく、雨や強風によって屋外アトラクションが突然ストップすることがあります。「雨が降って乗れるものが激減したのに通常料金だった」という体験が、がっかり感を決定づけているのです。
しかし、池の平ファミリーランドの口コミ評判を精査すると、評価は決して低くありません。むしろ「未就学児が乗れるアトラクションが多く、待ち時間が短いため子どもがぐずらない」「自然豊かでピクニック気分で過ごせる」といった肯定的な評価が全体の7割以上を占めています。つまり、がっかりの正体はパーク自体の欠陥というよりも、「事前の下調べ不足によるミスマッチ」に起因していると言えます。