北海道の観光名所・小樽メルヘン交差点に本店を構える「小樽洋菓子舗ルタオ」が創業したのは1998年のことです。創業当初は店頭販売限定の生ケーキとして提供されていたドゥーブルフロマージュですが、観光客から「自宅へ送ってほしい」という要望が殺到しました。しかし、生ケーキの長距離輸送は風味と保形性の観点から極めて困難とされていた時代です。
転機となったのは、約3年の歳月をかけて製菓技術者と冷凍機器メーカーが共同開発した「独自の急速冷凍技術」の実用化でした。解凍しても生ケーキのフレッシュな乳脂肪分と水分バランスが崩れない技術を確立したことで、全国配送の道が開かれました。フジテレビ系の人気情報番組「とんねるずのみなさんのおかげでした」の「新・食わず嫌い王決定戦」など、数々のメディアで絶賛されたことを契機に、一気に全国区のヒット商品へと駆け上がりました。
ルタオチーズケーキ人気の理由と魅力を語る上で欠かせないのが、計算し尽くされた「奇跡の2層構造」です。上層は北イタリア産マスカルポーネチーズと北海道産生クリームを合わせた、ふんわりと軽やかな「レアチーズムース」。下層はオーストラリア産クリームチーズをじっくり焼き上げた、コクのある「ベイクドチーズケーキ」となっています。ひと口運ぶと、レアのすっきりとした酸味とベイクドのまろやかなコクが舌の上で一体化し、雪のようにすっと溶けていく独特の食感を生み出しています。
2026年最新情報においても、原料の要となる北海道産原乳へのこだわりは揺るぎません。道内屈指の酪農地帯である別海町などの新鮮な生クリームを使用し、乳本来の自然な甘みとコクを極限まで引き出す製法を守り続けています。