Q1:20代や30代の若者でも「言葉が出ない」ことで受診しても大げさではないですか?
A1:決して大げさではありません。若年層であっても、過度のストレスによる自律神経の破綻や重度のブレインフォグ、稀に脳腫瘍や若年性脳卒中が隠れている事例があります。まずは不安を取り除き、脳の過労度合いを客観視するためにも、脳神経内科や心療内科へ相談することは極めて適切な判断です。
Q2:緊張した瞬間に言葉が詰まって声が出なくなるのを防ぐ、現場での即効テクニックは?
A2:発言する直前に「口から息を完全に吐き切る」動作を行ってください。言葉に詰まる人の多くは、緊張で胸郭が固まり、息を吸い込みすぎた過呼吸状態で発話しようとしています。息をフッと長く吐き、肩の力を落としてから一拍置いて話し始めることで、副交感神経が優位になり喉の収縮が解除されます。
Q3:受診の際、医師に正確に状況を伝えるための記録のコツはありますか?
A3:「どのような状況で(会議中、雑談中など)」「どんな言葉が出なかったのか(人の名前、物の名称、挨拶など)」「他の身体症状(頭痛、手の震え、めまいなど)の有無」「発症の頻度と継続時間」をスマートフォンのメモなどに記録しておくと、診察時の鑑別が格段にスムーズになります。