日本の雑種猫(ミックス)において、短い尻尾や鍵しっぽを持つ猫は極めて高い割合で見られます。長崎県など西日本を中心とする港町では、かつて貿易船に乗船していた短尾猫が定着した名残として、今でも約7〜8割が短尾・鍵しっぽであるという調査データもあるほどです。
短尾の猫全般に見られる性格の傾向として、以下のような点が挙げられます。
- 人懐っこく温厚:人間との共生が長かった歴史的背景から、家族に対して甘えん坊で友好的な個体が多い。
- 知能が高く順応性がある:環境の変化に対するストレス耐性が比較的高く、多頭飼育や小さな子どもがいる家庭にも馴染みやすい。
- 豊かなボディランゲージ:長い尻尾による感情表現が限られる分、鳴き声や耳の動き、全身を使ったスリスリ行動などで感情をストレートに伝えてくれる。
雑種猫の短尾個体は骨格が丈夫な傾向にあり、日本の気候風土に適した強健さを備えているのも大きなメリットです。