中原中也の身長は150Cm?史実と文ストの差や太宰治との真相

中原中也の身長は150Cm?史実と文ストの差や太宰治との真相

中原中也の身長は150Cm?史実と文ストの差や太宰治との真相の背景について、分かりやすい解説を取りまとめてご紹介します。

結論から申し上げますと、史実における中原中也の身長は約150cm(諸説ある公式記録・親交のあった文士の証言では150cm〜153cm程度)とされています。大正から昭和初期にかけての成人男性の平均身長が約160cm前後であった時代背景を考慮しても、中也の体躯は際立って小柄でした。

山口県山口市にある「中原中也記念館」の所蔵資料や遺品、さらには軍医であった父・中原柏村の家系記録などを検証すると、中也の推定体重は45kg前後と非常に華奢であったことがうかがえます。記念館に現存する中也が着用していたマントや着物の寸法を見ても、現代の小柄な女性や中学生と同等のサイズ感であることが確認できます。

中也の弟である中原思郎氏の回想録や、同時代を併走した批評家・小林秀雄らの証言にも「中也はまるで少年のように小さかった」という描写が頻繁に登場します。30歳という若さで結核性脳膜炎により急逝するまで、彼は大人の男性としては極めて小柄で繊細な肉体を抱えながら、魂を削るように言葉を紡ぎ続けました。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。