ニキビを潰した後の緊急処置!跡やクレーターを防ぐ正しいケアと市販薬の真実

ニキビを潰した後の緊急処置!跡やクレーターを防ぐ正しいケアと市販薬の真実

ニキビを潰した後の緊急処置!跡やクレーターを防ぐ正しいケアと市販薬の真実の詳細解説をご紹介します。専門的な知識がチェックできます。

ニキビの頭部が裂け、内容物が出た直後に何をすべきか。反射的にティッシュで何度も強く擦ったり、ファンデーションで隠そうとしたりする行為は、皮膚組織の破壊を広げる決定的な悪手です。まずは時計の針を止め、以下の3ステップを淡々と実行してください。

第1ステップは、ニキビを潰した後に血が止まらない状態への「圧迫止血」です。傷口から鮮血や滲出液が出続けている場合、清潔なガーゼまたはティッシュを患部に当て、指の腹で垂直に3分から5分間、途中でめくらずに軽く圧迫し続けます。血小板が凝集して止血血栓を形成する途中で何度も傷口を確認すると、せっかく固まりかけた組織が再び剥がれ、出血が再開して組織損傷が長期化します。

第2ステップは、流水による愛護的な洗浄です。血が止まったら、微温湯(ぬるま湯)の弱流水で患部に付着した残存皮脂、凝固した血液、漏出物をそっと流します。この段階で洗浄力の強い洗顔料を泡立ててゴシゴシ擦る行為は、露出した真皮層に化学的刺激を与えるため厳禁です。生理食塩水があれば理想的ですが、清潔な水道水で十分な洗浄効果が得られます。

第3ステップは、ニキビの芯が取れた後のケアとしての薬剤塗布と患部保護です。中心部の硬い角栓や膿の塊が排出された後の毛穴は、ぽっかりと穴が空いた無防備な状態です。ここに手指の黄色ブドウ球菌や環境中の雑菌が入り込むと、二次感染によって蜂窩織炎のような深い蜂巣炎を誘発します。清潔な綿棒を使用し、抗炎症作用あるいは抗菌作用を持つ外用薬をごく薄く塗布し、外気に触れる摩擦を最小限に抑えます。

佐々木 一輝
著者

佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。