誰でも入れるミックスバーであっても、新宿二丁目は当事者たちにとって大切なセーフスペース(安心して過ごせる居場所)としての歴史を持っています。一般的な繁華街以上にプライバシーと敬意への配慮が求められます。
トラブルを避け、気持ちよく楽しむために知っておくべき必須マナーは次の4点です。
1. 無許可での店内撮影・SNS投稿は厳禁
店内にいる他のお客さんやスタッフには、職場や家族にセクシュアリティをオープンにしていない人が多数います。勝手にカメラを向けたり、店内の様子がわかる動画を無断でライブ配信したりする行為は重大なマナー違反です。記念撮影をしたい場合は、必ずスタッフに確認を取ってから指定の場所で行いましょう。
2. 入店時に「初めて・女性であること」を一言添える
ドアを開けた際、「女性2名ですが入れますか?」「初めてなのですが大丈夫ですか?」と店員に声をかけるのが二丁目のスマートな作法です。万が一、会員制や男性専用店だった場合でも角を立てずに確認できます。
3. セクシュアリティに対する不躾な詮索やからかいをしない
「本当は男が好きなの?」「手術はしたの?」といったプライベートに踏み込む質問や、キャストを見せ物扱いする言動は嫌われます。あくまで一人の人間として、お酒と会話を楽しむスタンスを崩さない姿勢が愛される客になる秘訣です。
4. 席の譲り合いと混雑時のスマートな退店
二丁目のバーはカウンター席数席のみの狭小店舗が多く見られます。混み合ってきたら席を詰めたり、長居しすぎず2時間程度で次のお店に移動するなど、周囲への配慮を見せるのが粋な飲み方です。